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晋作の新作

オーダーキッチン

住宅購入の上でのキッチンのプライオリティについて
考えた場合の順序って結構上位である
そういうアンケートを、お客様にしているが
上位ベスト5位に入る

特に奥さまは興味のある人が多い
そのくらい、キッチンって家つくりにおいては重要である

重要ではあるが、メーカーのキッチンの性能以上のものを
お客様が求めているかというと疑問が残る
それくらい近頃の設備メーカーのキッチンのバリエーションは豊富で
カスタマイズが可能である

その上でお客様がオーダーキッチンに求めるものは何か?

という質問をいろんな人にしてみた
「優越感である」と答える人もいれば
「オリジナリティ」と答える人もいる

本当にそうだろうか?
と思う、そもそも最近の若い人で、家を買う人にそこまで個性のある人が多いだろうか?
住宅を買う年齢というと、オイラの会社では30代前半の人が多い
まだまだ子供も幼く、育児に追われてる状態の人が
そこまで、キッチンでの作業に集中できるだろうか?
というより、自己の暮らしをきちんと確立してるだろうか?

オイラが見てきたお客様だけで言うとそんなことはない
すごくこだわりを持って暮らしてる人もたくさんいる
けど、それ以上に生活に追われてる人のほうが多い

オリジナリティと言うが、そもそもまだ暮らしのオリジナリティなど確立していない人に
どんなオリジナリティが必要なんだろうか?
それはただの、テイストじゃないのだろうか?ただの好みの話の事ではないのか?
オーダーキッチンってそんな小手先の事でいいのか?

優越感という事については
確かにそんな人もいる
でもそれは金持ちでは無いだろうか?

とも思う、キッチン屋さんには失礼だが
オイラは、オーダーキッチンに求めるニーズってのは
無駄のなさではないかと思う
価格の安さこそ求められてると思う
それは、薄っぺらいシンクにしとけって事ではない
パソコンで言うなら、Dellのようなものでいいと思う
その方が個性を表現できる
これから自分の暮らしを確立していく若い人たちには
長い時間をかけてカスタマイズできるキッチンこそ求められてるのではないかと思う
若い人に無駄に高価なキッチンなんていらないのではないだろうか?
カウンターにシンク付けとけばいいんじゃないかとすら思う
あとは、食器洗浄機を付けるなり、収納付けるなり自由にすればいいけど
初めての新居に100万以上のキッチンは、本当にお客様の事なんて考えてないんじゃないかと思う

家を建てたら一生の付き合いと思うなら
その都度フレキシブルに対応していけばいいじゃないと思うのですよね
一般的に、食器や調理器具は30代から50代にかけて増えていき
50代から減っていくと言われている
家族が増減するという事もあるけど
同様に料理の腕前が上がっていくとか、
料理に時間をかける余裕が生まれるとかいう事もある。

そうやって人が成長するのと同じように家も成長出来れば
すごしやすいのではないかと思うのです

家を売る事を考えれば、差別化しやすいおしゃれなキッチンがあれば売れるかもしれない
でも、所詮ハードでの差別化は、売り手の都合ではないだろうかと思ってしまう


オーダーキッチンとは何か?
当然お客様のためのキッチンである
でも、本来キッチンってのはキッチンだけで考えていいものではない
家全体バランスの中にキッチンがある
その家の中でのキッチンの役割は何か?
と考えるべきでもある。
それは、料理を作るところという上っ面の事ではない


暮らしをデザインする事がプランナーの仕事だと思う
その暮らしの最たるものがキッチンだとも思う
それだけ重要なキッチンの定義付けを考えようと思ってた事自体間違いだったのかなと
今回、オーダーキッチンの勉強会で反面教師的に気付かされた気がします。
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by souldoutsouldout | 2010-11-21 00:47 | 日常のネタ | Trackback | Comments(0)